パニック障害の方がパニックになった時の対応は以下の3点から行いましょう
それは
①直後の対応
②落ち着いてからの対応
③日常的な対応
があります。
パニック障害のパニックになった時の対応①直後の対応
パニックになってしまった直後には
・本人や周囲の人にけがが及ばないように引き離す。
・刺激の少ない場所に移動する。
・むやみに声をかけずに落ち着くのを待つ。
パニックになっている方がなかなか落ち着いてくれない場合もあります。
泣き叫んだり(多弁)、暴れていたり(多動)している場合は
以下の対応を心がけてください。
①本人の言葉を冷静に聞いて、オウム返しにして繰り返してあげる。
②今の状況に関する質問をする。
この時の質問は明瞭で簡単な答えの質問を心がける。
③簡単な作業をさせてみる。
パニック障害のパニックになった時の対応②落ち着いてからの対応
まずは「どうしてパニックに追い散ったのか?」を確認しましょう。
そじて、その人にあった「適切な対処方法」を見つけるようにしましょう。
パニックなった人と一緒に後処理も必要ならば行いましょう。
例:謝罪や後片付けなど
パニック障害のパニックになった時の対応③日常の対応
日常的に「パニックになった原因」を探すように心がけ、そうならないための対策を考えましょう。
また刺激の少ない環境を整えましょう。
人通りや騒音が激しい場所などは刺激が多いので、座席の移動も有効です。
自分の状態を客観的に把握する方法を習得しましょう。
例えば、感情を色で四角化する方法もあります。
パニックに陥りそうな時に、自発的に落ち着ける方法模索しましょう。
例えば「深呼吸する」「好きなアイドルのポスターを見る」「好きな音楽を聴く」等も有効です。
パニック障害を持つ方は自分だけでなく、まわりの人の協力も重要です。
「私がパニックになったらこうしてください」
そんな協力を日頃からまわりにお願いしておくのもいいでしょう。
精神障害者手帳3級 意味ない