「自分流のやり方を強引に押し付けてきて、部下の意見を全然尊重してくれない」や
「あれやこれやと細かい指導を行って来るが、具体的な業務の方法は教えてくれない」等、
こういった上司のもとではモチベーションが維持できず、ただただ嫌な気持ちになってしまいます。
所謂昭和のスパルタ指導が正しい若手の教育方法だと思い込んでいる人々も、まだまだ少なくありません。
「あえて部下を困らせた方が成長する」や「勤続年数が長い自分のやり方はいつも正しいのだ」等、
今の時代には合わない価値観を持ったまま働いている人々もいます。
会社員として働く上で、適度に上司の機嫌を取る事や上の世代の価値観に歩み寄る姿勢は大事です。
しかし、流石にもうこの上司のもとで勤務する事は限界だな、と思ったら転職のタイミングです。
・職場内の競争が熾烈だと、同僚と良好な人間関係が成立し難いです。
本来であれば仲間同士なのに、お互いが相手をライバル視し合う状態になっていると、安心してコミュニケーションが行えません。
なにかケアレスミスをしてしまった時なども執拗に同僚から責任追及をされてしまえば、
必要な連絡や報告が行えず、より人間関係や業務効率が悪化するばかりです。
将来有望な社員は、どうしても同僚から嫉妬のターゲットにされやすいです。
自分は同僚たちと仲良く協力してプロジェクトを前進させようと働きかけても、
一方的に職場の人々から嫉妬され、疎外感を感じてしまうケースもあるかもしれません。
・労働環境を語る上で、職場の人間関係は切っても切れないポイントです。
勤め先の人間関係が息苦しいと感じたら、転職活動を始めるべき頃合いなのかもしれません。
今の職業にやりがいを感じているなら、職種はそのままにして、別の人間関係が良好な組織に移ってみましょう。
嫌いな上司や同僚の退職や人事異動を待つ、という選択肢はあまりにも消極的です。
転職が普通の選択となった時代だからこそ、積極的に自分にとって働きやすい別の企業を探していきましょう。